ロボットSIer紹介
現場に一番近いセットメーカー
主に自動車のステアリング、トランスミッションや家電などの精密部品の製造業。30年以上前に産業用ロボットを導入。これまで社内・外販合わせて約300のロボット導入実績を持つ。計測機とロボットを自在に操り、周辺装置を自社で開発・製作することで多種多様な条件や状況に柔軟に対応する「FA=フレキシブルオートメーション」を体現している。自社で製造現場を持ち「現場に一番近いセットメーカー」として製造業の自働化を支えていく。
納入事例紹介
ロボット導入のテーマ
走行ロボット『ロボトラ®』による複数設備の自働化
産業ジャンル
ロボットの用途
ロボット導入による効果
ロボットシステム導入前
●人手による生産ラインを構築していた。(人員3名)
●刃具交換時には生産が止まってしまっていた。
●後工程ではレーザマーキング、エアマイクロ計測の前にある洗浄機を境に、汚れたワーク、キレイなワークになるため、洗浄後のワークを取り出すには手をきれいにしなければならない。
●全数エアマイクロによる検査が必要
●生産量増加への対応(安定した生産)
●省人化
●省スペース化
●刃具交換の際、止まらないラインづくり
●エアマイクロ計測の自働化
●クリーン&ドライフロア(クーラント飛散対策)
●従来は設備を並べ、設備正面に走行ロボットをレイアウトしていたため、刃具交換、異常処置など柵内に入るためにラインを停止しなければならなかったが、設備を側面扉仕様にし、走行ロボットの対面にレイアウトすることで、それらの作業をラインを止めないで作業可能にした。
●洗浄機を挟んでロボットをレイアウトすることにより、加工用ロボットと検査用ロボットの使い分け。
●ロボットによる自働化で1名の省人(3名→2名)
●休憩時間、昼夜直間でも生産が可能
労働生産性 |
187% |
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人数 |
3人
2人
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労働時間 | 10時間→8時間 |
生産量 | -- |
その他の効果 | -- |
●生産技術者(お客様)がどういう自働化ラインにしたいかを共有すること。
●使用する側(作業者)の立場に立った、使い易いラインの構築
●垂直多関節ロボットの特長をフルに活かした動作
ロボットメーカー : ファナック(走行仕様)2台、ファナック(固定仕様)2台 、三菱電機(力覚センサ)1台
●2000mm/secで走行する自社製ロボット走行軸
●作業者の動線確保のための門型ローダ(工程間頭上搬送)
SIerから一言
ユニクラフトナグラ株式会社
技術部 主査 中村 耕
1986年から弊社内生産ラインにロボットを導入し、自社生産工程を自働化する中で得たノウハウをもとに、使い易さ、安全性、省スペース化等、自社に製造現場があるという“強み”を生かし、お客様の立場に立った最適なご提案を心掛けております。
また、弊社工場見学も可能ですので、『製造現場に一番近いセットメーカー(SIer)』が立ち上げた自働化ラインを是非見学していただければと思います。何卒よろしくお願いいたします。
社名 | ユニクラフトナグラ株式会社 | ||||
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所在地 | 湖西市入出350-1 | ||||
MAP | |||||
連絡先 | 053-578-0514 技術部 中村 耕 |
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私たちはこんな会社です | |||||
取扱ロボットメーカー | 安川電機、ファナック、不二越、三菱電機、デンソー | ||||
主要顧客 | 自動車関連産業および各種金属加工業 | ||||
設立 | 1957年 | ||||
資本金 | 6,750万円 | ||||
従業員数 | 310名 | ||||
代表者 | 代表取締役社長 名倉喜英 | ||||
ホームページ | https://unicraft-nagura.co.jp/ |