ロボットSIer紹介
ロボットSIerとしての技術を広く応用展開
1933年創業、自動車や楽器など工業用塗料の販売や塗装ラインのフォローを主力とし、工場・住宅向け塗装工事等も手掛ける塗料総合商社。これまでに培ったノウハウをベースに、事業を牽引する経験豊富なSIerと若手技術職との融合で、昨年ロボット事業部を発足。画像処理技術を駆使した案件が増加傾向という。単なるSIer型事業にとどまらず、商品検査工程における協働ロボットシステムや、介護施設等に向けたサービスロボットの開発も見据える。
納入事例紹介
ロボット導入のテーマ
マシニング周辺装置の納⼊
産業ジャンル
ロボットの用途
ロボット導入による効果
従来の⼈⼿による柔軟性に頼る組⽴⼯程を、労働⼒不⾜の解消を⽬的にラインを⾃動化する必要があった。
設備稼働率アップのため、深夜労働が必須であり、そこにかかる⼈材不⾜があった。
加⼯時間に対する要求能⼒が⾼く、1台のハンドリングロボットに対し2台のマシニングセンターを設置した。
加⼯数量に応じて刃物劣化による精度ズレが起きるが、そこも含めて完全無⼈化するため、毎回⼨法測定・傾向判断・補正するシステムを組み込んだ。
ロボット導⼊により完全な無⼈化を可能にした。
労働生産性 |
300% |
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人数 |
1人
0人
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労働時間 | 8時間→24時間 |
生産量 | 1,400個→4,200個 |
その他の効果 | 品質向上・作業改善 |
ロボット導⼊の⾃動化コンセプト(⽬的・到達点等)をユーザーと共に明確にすること。
投資対効果がどのくらいかを明確にすること。
ユーザーのスキルに合ったロボットを採⽤すること。
ロボットメーカー :
ワーク形状に合わせたストックシステム
要求精度に応じた測定システム
加⼯⼯程に合わせたワークハンドリングシステム
導入ユーザーから一言
県内⾃動⾞部品メーカー
開発技術部 ⼯機課 IT推進室 W課⻑様
完全⾃動化が実現できてうれしいです。今後は他機種の加⼯⼯程の⾃動化に着⼿したい。
今後の保全を考えてファナックのオペレーター⼈材を養成していきます。
SIerから一言
株式会社ウチゲン
ロボット事業部 部⻑ 安⽴実信
加⼯⼯程を完全⾃動化したいというニーズに対しどのようなユニットを選定し、構成すべきか、あるいは開発設計すべきかをトータルで判断。コストパフォーマンスを発揮するシステムを提供できるかを検討し苦労した事例です。当社は、あらゆる業界の省⼈化、省⼒化を追求するシステムインテグレータを⽬指します。
社名 | 株式会社ウチゲン | ||||
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所在地 | 静岡県浜松市中央区幸4-4-3 | ||||
MAP | |||||
連絡先 | TEL:053-475-8331 ロボット事業部 安立実信 |
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私たちはこんな会社です | 自動車業界向けに積み重ねてきた塗装ラインの設計・施工実績をひっさげ、各種産業向けにロボットを活用した自動化システムの提案・設計・製作を担っています。製造現場での人手不足解消・コスト削減に貢献しています。ロボットSIerとして各種産業向けにベストな自動化システムを提案・設計・製作いたします。少品種大ロット工場から多品種小ロット工場まで課題解決に向けてのソリューションを提供します。特に画像処理技術を駆使した実績が増えています。 | ||||
取扱ロボットメーカー | 川崎重工、ファナック、 安川電機、ユニバーサルロボット、三菱電機、 ヤマハ発動機、IAI | ||||
主要顧客 | 自動車部品メーカー、 食品メーカー(異物検査) | ||||
設立 | 1933年 | ||||
資本金 | 8,500万円 | ||||
従業員数 | 127名 | ||||
代表者 | 内山照章 | ||||
ホームページ | http://www.uchigen.co.jp/ |