ロボットSIer紹介
使い易さにこだわったICTロボット
住宅資材向けの木工加工機、軽金属加工機の製造を主力とし、大物部品加工も請け負う。住宅ドア加工ライン機の分野では国内トップシェアを獲得。専用機メーカーとして培ってきたノウハウと技術力をICTロボットシステムに集約し、ソフト開発も含めて設計から納品まで、ほぼ社内で完結できる体制を築く。そこから生み出されるのはニーズコンシャスな“使える機械”。既にオリジナル6軸自動バリ取り装置を投入するなどロボット事業を拡大している。
納入事例紹介
ロボット導入のテーマ
アルミダイカストのバリ取りロボットの導入
産業ジャンル
ロボットの用途
ロボット導入による効果
バリ取りロボットについては、細かな動作が可能なロボットを使用することにより、人間の作業の置き換え及び品質の向上を目指した。また、ロボットを操作することによる作業者のモチベーションアップにもつながることに気がついた。
ハードウェアや電気制御などは当社の技術で問題なく製作可能であったが、アルミダイカストの一次バリを取るという作業の経験がないため、治具や刃物などのノウハウがなく、導入先と共同開発のような形でシステムをまとめ、実際に実務の中で運用をしていただくことによる検証、改良の流れがスムーズにできた。
すべてをロボットに任せるのではなく、ロボットの得意な部分と人間が得意な部分を分担させることにより、効果を最大限引き出すことを目指した。
労働生産性 |
125% |
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人数 |
5人
3人
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労働時間 | -- |
生産量 | -- |
その他の効果 | ロボット導入による社内イノベーション |
すべてをロボットにさせようとすると失敗するので、効果的な作業の分担をすることが必須条件。
いきなり無理に難しいことをさせてもコストがかかるだけで効果が伴わないことが多い。
ロボットメーカー : FANUC
導入ユーザーから一言
藤本工業株式会社
専務取締役 藤本武洋様
バリ取りの現場は3Kと敬遠されがちで人が集まりにくいのが現状。そこで人材の安定こそが生産と品質の安定につながると考え、作業の負荷を軽減しようと自動化に取り組みました。またロボット導入によって注目が集まることで、バリ取りの大変さや大切さを認めてもらい、作業の付加価値を高めたい。ひいてはそれが社員の価値を高めることにつながるという思いもありました。
SIerから一言
株式会社 東洋鐵工所
取締役社長 北村和彦
当社では受注から設計、部品加工、機械および電装の組立、調整、納品、保守まで一貫して行う技術と設備を備えています。それがロボットシステムの開発に大いに役立ちました。ロボット開発には細かい設計変更や修正がつきもの。当社では社内ですぐにそれに対応できるというメリットがあります。
社名 | 株式会社 東洋鐵工所 | ||||
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所在地 | 静岡県浜松市中央区大瀬町460 | ||||
MAP | |||||
連絡先 | TEL:053-434-2888 営業部 鳥居孝浩 |
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私たちはこんな会社です |
NC木工機、専用機の設計・製作 バリ取りロボットシステム、ロボットを使用したシステムの設計・製作など 大物部品加工 |
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取扱ロボットメーカー | ファナック、KUKA、安川電機(今後、他社への対応も予定) | ||||
主要顧客 | ㈱LIXIL、スズキ㈱、パナソニックグループ、ファナック㈱、ヤマハ㈱、他 | ||||
設立 | 1953年 | ||||
資本金 | 1,000万円 | ||||
従業員数 | 約60名 | ||||
代表者 | 北村和彦 | ||||
ホームページ | https://www.toyoiron.co.jp |