ロボットSIer紹介

株式会社システック

外観検査特化の次世代型ロボットSIer

ハードウェア・ソフトウェア・FPGA・機構設計を基盤技術に、「高速通信制御」を得意分野とし、開発から量産設計・製造及び製品修理まで一貫対応を行う。それらで培った技術を応用し、画像処理技術と小型多関節ロボットを組み合せたスマート外観検査システムのオリジナルパッケージ商品を展開し「省人化」と「安定した検査」の両方を兼ね備えたソリューションを提案する。

得意分野

  • 測定・検査・試験

実施業務内容

  • 工程分析
  • システム企画・構想
  • 基本・詳細設計
  • 製造・組立
  • 設置工事・運搬
  • 動作教示(ティーチング)
  • 保守点検

納入事例紹介

ロボット導入のテーマ

スマートウィングと外観検査を一体化

産業ジャンル

  • 自動車・自動車部品

ロボットの用途

  • 検査

ロボット導入による効果

  • 省人化
  • 生産性向上
  • 品質向上・安定

ロボット導入の概要

●金属切削部品のバリ検査工程で省人化を進める為にロボットによる検査検討
●画像処理は既存のシステムを使用し、ロボットでピック&プレース
●ロボットメーカーからSIer指名を頂き、具体的検討開始

ロボットシステム導入前

●作業者が対象ワークを検査カメラ前に置いてスタートボタンを押して検査開始
●検査タクト約7秒
●作業者は終日同じ作業

ロボットシステム導入後

●バラバラに配置されたワークをトレイごとセット
●ロボットに搭載されたビジョンシステムでワークを自動ピッキング
●検査結果を受けてOK品はトレイ整列、NG品は排出

事例紹介動画

ロボット導入の背景

●人手不足が深刻で、出来るところから自動化を進める必要があった
●導入までのプロセスも大事にし、一緒に開発を進めていけるSIerを選びたかった

ロボット導入プロセス

●前工程からワークがバラバラの状態で渡されるためビジョンシステムとロボットを連携
●タクト短縮を図るため、ワークを保持したまま検査カメラの前で静止撮影を提案
●ワーク供給と取り出しを人手に頼り、製作コスト削減

ロボット導入効果

●検査タクトが7秒から4秒に短縮され、生産効率向上
●ワーク供給とトレイ取り出しで人手が必要なため、結果的に省人化効果は得られなかった
●ロボットによる「安定した検査」を客先にアピールできた

労働生産性

175%

人数
1人
1人
労働時間 8時間→5時間
生産量 1時間あたり500個→900個
その他の効果 客先への品質アピール

導入成功のポイント

●初期検討段階で予算と仕様のバランスを図り、自動化する部分と人手に頼る部分を線引きすること
●SIer側の一方的な思いこみで設計を進めず、お客様とこまめに情報共有すること

ロボットシステム概要

ロボットメーカー : FUJI「SmartWing」

●ビジョンシステムによりバラ供給されたワークの自動ピッキングが可能
●キーエンス製外観検査システムを組み込み、ピック&プレースの途中で検査を実施
●ワークを保持したまま検査し、タクト4秒/個を実現

導入ユーザーから一言

Y金属工業

担当者様

SIerから一言

株式会社システック

FA課 責任者 園川和之

完全な自動化ではなく部分的に作業者に介入してもらうことを容認して頂いたおかげで実現できた案件でした。ロボットでワークを保持したまま外観検査を行うことにより希望タクトをクリアできた点も私達の自信になりました。その後の事業展開の分岐点となる貴重な経験でした。

ロボットSIer 会社情報

社名 株式会社システック
所在地 浜松市北区新都田1-9-9
MAP

連絡先 053-428-4391
FA課 園川和之
私たちはこんな会社です SIer経験は浅いですが、得意としている「ソフトウェア設計」により「使いやすいロボットシステム」の開発を目標に事業を展開しています。特に外観検査に特化したSIerを目指しており、ハンドリングだけでなく画像データ作成も一括提供しています。
取扱ロボットメーカー FUJI、ユニバーサルロボット、IAI、その他
主要顧客 自動車用部品加工会社、基板実装関連会社
設立 1976年
資本金 9,800万円
従業員数 219名
代表者 代表取締役社長 梶村一成
ホームページ https://www.systec.co.jp/

ロボットSIer一覧を見る