ロボットSIer紹介
使い易さと耐久性を誇る特殊ロボット
産業用ロボットやマイコン応用装置の設計製作を手掛ける。アルミ鋳造用注湯ロボットは、ユーザーのニーズに応じて自社開発したもの。溶解炉からラドルで計量して溶融金属を汲み上げ、金型の注湯口から流し込む。危険で高温の過酷な環境でもメンテナンスフリーで稼働し、操作が簡単なため海外でも多く使われている。これらを組み合わせたFA・CIMシステムの制御設計や、情報ネットワークを応用した遠隔監視制御装置の開発を得意としている。
納入事例紹介
ロボット導入のテーマ
アルミ鋳造の注湯作業のロボット化
産業ジャンル
ロボットの用途
ロボット導入による効果
アルミ溶解炉から約600℃以上の溶湯30kgを、鉄の丸棒に付けた杓で汲み上げ、金型まで運び注湯する作業は、危険で重労働、夏は暑く、人が行う作業ではない。
昭和55年、自動車メーカー向けにスポット溶接ロボットを開発し、数十台を納入した翌年には、大手ロボットメーカーが続々とスポット溶接ロボットを売り始めた。大手ロボットメーカーが手を出しにくいロボットとして、鋳造用注湯ロボットを開発し、昭和57年5月、アルミホイール製造メーカーに納入を始め現在に至る。
鋳造によるアルミホイール製造工場は当時3勤交代で365日稼働しており、機械が故障すると夜中でも呼び出された。故障せず使い勝手が良い物に改良して、世界中に売りっぱなしで現在に至る。
汎用ロボットを用いた工場の自動化も、弊社で並行して行っている。最近AI機能を組み込んだ汎用ロボット等も出始め、今後は多岐にわたる分野でのロボット化が進むため新しい道を模索中。
人の手足を補助するもの。労働力の補充。キツイ・危険・汚いからの補助。掃除、料理、小間使い。
人の頭脳労働を補助するもの。AIロボット、通訳、物知り博士、医者、弁護士、会計事務、その他。
労働生産性 |
300% |
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人数 |
3人
0人
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労働時間 | 8時間 → 24時間 |
生産量 | 100個 ▼ 360個 |
その他の効果 | 3Kの保護 |
最近、人手不足でのロボット化の需要が高まっているが、3勤交代の場合ロボット化のメリットは出やすいが、1勤のみ1人のロボット化と、多品種少量生産のロボット化は導入コストの問題が出やすい。
ロボットのAI化が始まっているが、まだ、ほとんどのロボットでティーチング(教示)が必要で、中小企業への導入の場合はフォローが必要となる。
ロボットメーカー : 株式会社プラス電機
溶解炉で約700℃で溶解しているアルミ溶湯を、ロボットアームに付けたラドルにて計量して汲み、指定された鋳造機まで搬送し、溶湯の入り具合に合わせて金型に注湯する。
PR5C-R 間接型走行式(旋回付き)、PR4C-B 間接型定置式(旋回付き)、可搬湯量30kgで標準タイプ。他に15kg~100kgタイプがある。
導入ユーザーから一言
世界中のアルミ鋳造工場
様
安全で取り扱いが簡単で、故障が無く、耐久性が良い。
SIerから一言
株式会社プラス電機
社長室 代表取締役社長 上滝憲夫
バブル崩壊後は海外の需要が主でしたが、国内も高齢化と人手不足で需要が出始めました。ご採用よろしくお願い致します。
社名 | 株式会社プラス電機 | ||||
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所在地 | 静岡県浜松市中央区根洗町26 | ||||
MAP | |||||
連絡先 | TEL:053-437-7211 営業部 |
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私たちはこんな会社です |
事業の概要 自社商品 鋳造用注湯ロボット、サークルディスプレイ、光多重伝送端子台 得意技術 産業用ロボット設計製作、産業用ロボット導入技術、コンピューター使用遠隔制御システム開発、自動制御装置設計製作、自動計測及び検出装置設計製作 特徴 ロボットやNC装置の基本ソフトの設計製作やメカの設計製作が可能で、特殊なロボットやNC装置の設計製作が出来る。 汎用ロボットを使用した工場等の自動化に多くの実績を持つ。 コンピューターのソフト開発を得意として都市水道大型ポンプ場の遠隔操作ソフト開発も行う。 |
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取扱ロボットメーカー | プラス電機(アルミ鋳造用注湯ロボット)、 ファナック、安川電機、川崎重工業、 その他ロボットメーカー全て | ||||
主要顧客 | 日本国内および海外アルミ鋳造工場全て、 国内自動車工場、自動車部品工場 | ||||
設立 | 1969年 | ||||
資本金 | 1,000万円 | ||||
従業員数 | 16名 | ||||
代表者 | 上滝憲夫 | ||||
ホームページ | http://www.plus-ec.jp |